聖母子

聖母子

2013年3月2日から6月2日まで上野の国立西洋美術館で開催されます『ラファエロ展』へ
行ってきました。

ラファエロの作品20数点と父や師の作品を含む合計60点を集めた大規模展。
日本で開かれるのはもちろん初めてですが、そもそもヨーロッパ以外で大規模なラファエロ展が
開催されたこと事態がないそうです。
2013年が「日本におけるイタリア年」にあたることから、イタリア大使館の協力を得て実現しました。

ラファエロは、1483年4月6日イタリア中部のウルビーノうまれです。
ちなみに「ペコ長野店」の店長(勝山)も4月6日生まれ・・・関係ない…ですね。

8歳で母が、11歳で父(ウルビーノ公)が亡くなり、当時有名なペルジーノ工房に弟子入りをして
画家を目指しました。
17歳になると工房のリーダーとして仕事の依頼を受けています。
師ペルジーノを超えるのに時間はそうかからなかったといわれています。

レオナルド・ダ・ヴィンチとミケランジェロが活躍するルネサンス美術の中心地、フィレンツェへ移った
後、再び勉強の日々が始まりました。
レオナルドから構図や新しい技法を学び、ミケランジェロからは力強い肉体表現を学びました。

レオナルドの「モナリザ」を参考にして描いたといわれる、ラファエロの『無口な女(ラ・ムータ)』
今回出品されています。また、ボルゲーゼ美術館展で観ることが出来た『一角獣を抱く貴婦人』。
『マッダレーナ・ドーニ』 どれも良く研究してますよネ。
聖母子

最初の写真『大公の聖母』・・・日本初公開。
この絵は最近の研究で、黒く塗りつぶされた部分に窓があり・・・窓の外に風景が広がっていたそうです。
X線写真で見比べできるように展示されていますので、会場に足を運びましょう。

37歳で亡くなってしまった天才画家 ラファエロ・サンツィオ。
悲しすぎます。


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2013年03月14日 Posted bymakoto at 17:42 │Comments(1)art

この記事へのコメント
社長
同じ誕生日だったんですね
なんか運命
感じました
この事実
使わせてもらいます
Posted by かつ at 2013年03月14日 19:20
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