牛に引かれて
2011年5月5日、復興チャリティーイベント「牛に引かれて善光寺詣り2011」に
参加してきました。
昨年は口蹄疫問題で参加しなかった「牛さん」が、今年は復活登場しました。
「牛に・・・」の「いわれ」は、昔、信濃の国に心が貧しい老婆がいました。
ある日、軒下に布を干していると、どこからか牛が一頭やってきて、
その角に布を引っかけて走り去ってしまいました。老婆が追いかけて行くと
・・・そこは善光寺。牛と思ったのは観音様の化身でした。
無心人の老婆が、善光寺如来への信仰を深め、後には極楽往生を遂げたという
話です。本当は長~い話をかなりハショリました。
このイベントは、上山田温泉から善光寺までの約30kmを牛に導かれて歩くもの。
県内外から多くの応募がありましたが、300人限定なのです。
スタートして、黄色の菜の花や、ピンクの桃が咲く千曲川ぞいに歩き始めると、
心も身体もウキウキとして軽~いのです。
ウォーク中は、お揃いの日笠をつけるのですが・・・なんと・・・
『旅館青年部中心に300ヶの笠を作りました!』実行委員長の言葉。
上山田の旅館組合さんの手作りだったのです。
(この写真提供はPECOスタッフTTMさんです)
(^.^)ことわざの使い方を紹介します。
※友達に誘われて「AC長野パルセイロ」のサッカーを見に行ったのが
「牛に引かれて善光寺詣り」、今ではサッカー観戦が楽しくてたまらない。
※自分の意思ではなく、他の人に誘われて、たまたま良い結果が得られた※
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